CubeSat会議の後,研究室で毎年恒例の,世界初の(世界最古の)CubeSatであるXI-IVとその後継機XI-Vの打ち上げ記念行事がありました.
一人1U(超小型衛星体積単位)以上のケーキを食べるというイベントです.
CubeSat XI-IV, XI-Vとは,東京大学中須賀研究室(ISSL)が開発した世界初のCubeSat(超小型人工衛星)です.
詳しい説明はISSLのCubeSat HP に記載されています.(全然更新されてないけど....)
XI-IVは2003年6月30日,XI-Vは2005年10月27日に打ち上げられたので,XI-IVについてはかれこれ14年も軌道上で正常に動いているわけです.
宇宙空間という厳しい環境下でしかも世界初のCubeSatがこれほど長く運用できているのは,当時の設計の凄さを物語っている気がします.
CubeSat会議では,
衛星完成から2機合わせて11,000日
飛行距離はXI-IVで34億km(もう少しで海王星軌道まで届く)
と報告されました.
また,2003年から2017年までの撮影写真を見せていただきました.
放射線などの影響でレンズが黄ばんでいったことが原因で,どんどん撮像画像が暗く,赤黄っぽくなっていっていました.
ちなみに現在のXI-IV,XI-Vの位置はここから確認できます.
打ち上げ記念行事では,毎年巨大なケーキでお祝いすることになっています.
ケーキが巨大すぎて,今年も一人1U以上がノルマとなりました.
XIよりも大きなケーキを食べることになるとは...w 正直かなりしんどかったです.
ちょうどよいので,ISSLが開発した衛星のtwitterをまとめておきます.
XIシリーズのテレメトリなどを自動配信していたアカウント.
今はRTしかしてない?
ひとみちゃん.
これも最近はRTしかしてない.
これは現在開発中ということもあり,それなりにつぶやいてる.
打ち上げまでにフォロワー1000人いきたいそうです.
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