院試前B4卒業研究輪講が終わって.
思うことをメモっておきます.
毎週火曜日に研究室輪講があります.
この輪講なのですが,基本的に参加必須で,B4,M1,M2,D1,D2,D3,研究員,助教,准教授,教授みんな参加しています.
毎週交代で各々の研究進捗などを発表し意見をもらうのですが,大学院生や研究員の前で僕らB4が発表するというのは,高校1年生が小学5年生の夏休みの宿題を眺めるのと同じようなことで,とても緊張します.
クソ発表に付き合わせてしまって申し訳ありません....
輪講では,従来手法と僕の研究に応用できそうな先行研究,そして研究の方針を述べました.
まあ,クリティカルな指摘は出ませんでしたが,単に何も内容のない発表だったからな気がします.
いやあ,いろいろ問題が山積だ.
航空宇宙工学科に入ってから,材料力学,航空機構造力学,航空機力学,空気力学,熱力学,ジェットエンジン,構造振動論,弾性力学,航空宇宙材料,航空宇宙システム学,航空宇宙自動制御,宇宙機制御工学,軌道力学,航空機設計法,数値構造解析,高速内燃機関,航空宇宙推進学,航空宇宙学製図など,各種授業をとってきました.
ただ,ほとんどが宇宙ではなく航空機のための授業なんですよね....僕の卒論のためになった授業が,航空宇宙制御くらいしかない....
うちの学科,「航空(宇宙)工学科」に改名した方がいいって,5000兆回くらい言ってるのですが....
それともあれですか.空も飛べない連中が宇宙に行けるわけないでしょ,って話ですか.
研究しようにもリモセン,光学,精密制御,軌道ダイナミクス,全然わかりません....
特に光学.まともな書籍が英語しかなくて死んでます.出て来る用語を調べようにも,そもそも日本語がありませんww
こんなんでシミュレータ組めるのかなぁ....
問題が山積です.(大事なことなのでry...)
これ,ほんとに11月の卒論提出に間に合うのか....(我が航空宇宙工学科では,卒論を早々に切り上げると,卒業設計という闇が待っているのです.)
そういえば,僕が3週間かかってようやく理解しかけた光学の話,F先輩は数日でマスターしてて,頭の出来が違うと感じました.
研究ってよくわかりませんよね.理学系とか生物系なら発見とかありそうですけど.
工学の研究とか,少し間違えたら一般性のないものか,はたまたただの開発,実装しただけ,とかになりかねない気がします.
同期のB4は,「修士では研究テーマ変えたい」と言っている人が結構います.
どうなんですかねぇ.僕が割りと負の感覚が鈍くて,まあいいやと思ってやってしまうだけかもしれませんが,どうせテーマ変えたところで研究への感情はどこ行っても同じだと思います.
人間,隣の芝生は青いんですよ.
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