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【bat】バッチファイルで配列を扱う

事象発生日:2018-01-17

記事公開日:2018-01-17

アクセス数:114017

高校時代に発見したバッチファイル (Batch File) で配列を扱う方法の覚書.

callをコマンドの頭につけると,callが呼ばれるたびに変数が展開されることを利用する.

1.動作環境

Microsoft Windows 10 Home (64bit)

2.例1 -多重変数展開-

ソースコードと実行結果を見れば説明不要だろう.

 

ひどいと言えばひどい.

完全に想定されていないcallの使い方をしている.

 

callを1回評価するとそのたびに変数が展開されるので,多重変数展開が可能となる.

 

つまり,28行目などを見て分かる通り,配列のインデックスを配列にするなどの多層化もできてしまう.

 

自明だが,Arr[I][J]のような多次元配列も実装可能.

@echo off

set Arr[0]=hoge
set Arr[1]=fuga
set Arr[2]=piyo
set Arr[3]=moge

for /l %%I in (0,1,3) do (
	echo I=%%I, Arr[I]=%%Arr[%%I]%%
	call echo I=%%I, Arr[I]=%%Arr[%%I]%%
)

echo.
set I=0
:LOOP
	echo I=%I%, Arr[I]=%%Arr[%I%]%%
	call echo I=%I%, Arr[I]=%%Arr[%I%]%%
	set /a I=%I% + 1
	if "%I%"=="4" goto BREAK
goto LOOP
:BREAK

echo.
set Brr[1]=2
set I=1
echo %%%%Arr[%%Brr[%I%]%%]%%%%
call echo %%%%Arr[%%Brr[%I%]%%]%%%%
call call echo %%%%Arr[%%Brr[%I%]%%]%%%%
ソースコード
I=0, Arr[I]=%Arr[0]%
I=0, Arr[I]=hoge
I=1, Arr[I]=%Arr[1]%
I=1, Arr[I]=fuga
I=2, Arr[I]=%Arr[2]%
I=2, Arr[I]=piyo
I=3, Arr[I]=%Arr[3]%
I=3, Arr[I]=moge

I=0, Arr[I]=%Arr[0]%
I=0, Arr[I]=hoge
I=1, Arr[I]=%Arr[1]%
I=1, Arr[I]=fuga
I=2, Arr[I]=%Arr[2]%
I=2, Arr[I]=piyo
I=3, Arr[I]=%Arr[3]%
I=3, Arr[I]=moge

%%Arr[%Brr[1]%]%%
%Arr[2]%
piyo
実行結果

3.例2 -foreachの実装-

実はforeachもできてしまう.

@echo off

set Arr[0]=hoge
set Arr[1]=fuga
set Arr[2]=piyo
set Arr[3]=moge

set I=0
:LOOP
call set Flag=%%Arr[%I%]%%
if defined Flag (
	echo I=%I%, Arr[I]=%Flag%
	set /a I=%I% + 1
	goto LOOP
)
ソースコード
I=0, Arr[I]=hoge
I=1, Arr[I]=fuga
I=2, Arr[I]=piyo
I=3, Arr[I]=moge
実行結果

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