3年前からCanonのAPS-Cのミラーレスカメラ (EOS M3) を使っていましたが,この度,富士フイルムのAPS-Cのミラーレスカメラ (X-T3) に乗り換えました.
後述しますが,僕は特にフルサイズには興味がなくAPS-Cが最適だと思っていて,今後のことを考えたときに,今しかないと思って乗り換えました.
そもそも価格が倍以上違うカメラなので,性能云々を比較しても仕方がないので,経緯や考えたことなどをまとめておきます.
■ カメラ
Canon EOS M3 |
■ レンズ
EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM | |
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM | |
EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM | |
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM | |
EF-M22mm F2 STM | |
EF50mm F1.8 STM + マウントアダプター EF-EOS M |
■ アクセサリ
Canon 電子ビューファインダー EVF-DC1 | |
PLフィルタ (DHG Super Circular P.L.D) | |
NDフィルタ (Kenko 55S PRO1D プロND8 プラス) | |
NDフィルタ (Kenko 55S PRO1D プロND16 プラス) | |
NDフィルタ (Kenko 55S PRO-ND500) | |
ソフトフィルタ (PRO1D プロソフトンA(W)) | |
スノークロスフィルタ (R-snow cross) | |
ステップアップリング 43mm→55mm | |
ステップアップリング 49mm→55mm | |
ステップアップリング 52mm→55mm |
2015年の12月になけなしの金をはたいてEOS M3ダブルズームキットと電子ビューファインダーを買ってから,ちまちまレンズを買い増してきました.
振り返ってみると,結構課金してますね.
順序的には,
[2015/12] キットで18-55mmと55-200mm | |
[2016/02] 旅行では広角が欲しいと11-22mm | |
[2016/03] 花見ではぼかしたいと22mm | |
[2017/01] 便利ズームが出た!欲しいと,ヤフオクで中古の18-150mm | |
[2017/08] 結局明るいは正義と50mm |
と,ずぶずぶ沼へ入っていくのがわかります(笑)
やっぱり明るいは正義で,最終的に,旅行など特定の目的がない場合は,11-22mm,18-150mm,22mm,50mmを持っていくというのが定番になりました.
そして最も使っていたのが11-22mm,次に50mm,22mm,という順.
3年前,予算内で買える最大限の高性能機,また高校時代に部活でCanon EOS Kissを使っていて操作に慣れていることなどからEOS M3を購入しました.
最初はこんなもんだと思って使っていましたが,その後SonyやOlympusのミラーレスの性能の良さが目に付き始めました.
もちろん,値段が違うので,単純比較はできませんけれど.
特に暗いところでのAFは最悪でした.全然あわない.
そして,単焦点レンズの少なさ.EF-Mでも22mmだけだし,EF-Sでも24mmしかない.
「単焦点欲しかったら,明るいレンズ欲しかったらEFレンズ買ってね?」
と言わんばかりの商品ラインナップ.
僕は旅が好きで,風景の写真をよく撮るので,フルサイズはレンズが重すぎて持ち運べません.
高くて重いフルサイズ1台使うより,軽くて安いAPS-Cを2台買って,別々のレンズつけて運用したい,と考えちゃう人間です.
撮影を重ねるたびに,Canonは結局ユーザーにフルサイズを買ってほしいんだ,つまり,
「将来はフルサイズ買ってね,APS-Cとかはフルサイズへのステップアップだから!」
と考えているんだ,と強く思うようになってきました.
あ,マウントという宗教の選択,間違えたかな...? と思い始めました.
2018年くらいにカメラは買い替えたいなぁ,と2017年頭くらいから漠然と思っていて,ちょうどその頃後継のEOS M5が出ました.
モデルチェンジのたびに買い換える財力はないこと | |
たいしてAFが改善されていないこと | |
10万円も出すならSonyのAPS-Cなどのほうがスペックがいいこと |
などから,まあこの次 (EOS M5 MarkII?) などが買えるように資金集めを本格的にはじめました.
2018年中頃になって,EOS M5 MarkIIの噂がネット上で見られるようになりました.
2018年度中に出るのではないか? という雰囲気が一時期高まりました.
しかし,結局はフルサイズミラーレスが代わりに(?)登場し,EOS M5 MarkIIは出ませんでした.
これがまず1つ目の決定打.
そして2つ目が,EF-M32mm F1.4 STMが7万円で発売されたこと.
32mmの単焦点でこの値段か....とともに,EF-Mの今後がどうなるのかもわからない中,ちょっとこのマウントには付き合えないな,と感じました.
富士フイルムのカメラの魅力はいろいろあるが,一番の魅力だと感じるのは操作系です.
いわゆるモードダイヤルはなく,絞りを固定したいなら絞りダイヤルを所望の値に,ISOをオートにしたいならISOダイヤルをオートに,と全部メカニカルに設定できます.
もともとカメラを撮影機器としてではなく, “デバイス”,“ハードウェア” として捉えて興味を持った僕にとっては,これはとても魅力的に思えるのです.
そしてフルサイズを展開していないこと.
これによってXマウントレンズはすべてAPS-Cに最適化されています.
APS-Cが好きな自分にとっては,まさに絶好のマウントです.
また,単焦点が多いいのも魅力.
僕は撮影中にがちゃがちゃレンズを付け替えるのをいとわない人間なので,結局単焦点撮影が多くなります.
そうすると,APS-Cの単焦点が皆無なCanonより,富士フイルムのほうがそそられるのです.
あとはアフターサポートが充実してたり,次に出すレンズのロードマップを公開していたり,発色がきれいだったり,まあ,ここまできたらあとはただ自分の選択の正当化のためですが,いろんな魅力に惹かれて,富士フイルムに乗り換えることにしました.
買って,ちょっとつかって,たしかにUIとか現像ソフトとかスマホとのリンクとか周辺部は,やっぱり最大手Canonはすごかったんだなぁと思いましたが,後悔はしてません.
■ カメラ
FUJIFILM X-T3(シルバー) |
■ レンズ
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | XF56mmF1.2 R |
大三元は手が出せないし,いうてF2.8だからいいやで,一応のキットレンズと中望遠単焦点.
18mmだとちょっと狭いかなとも思うし,16-80mmが気になったりもしますが,まだ出てないものを待つのもしんどいのでキットレンズを買ってしまいました.
単焦点を1本で,50mm/F2.0と悩みました.
キットレンズ買って,一通りいじって,次の日はモデル撮影だっていう前日,まあ中望遠よく使うしポートレートに必須だし,といろいろネット上の記事見てました.
すると,大半が50mm/F2.0のほうが安くて小さくて寄れて,十分っとあったので,それをヨドバシ店頭受け取り予約をしました.
それで当日,店頭でいじってみると,
50mm/F2.0,うん.今まで50mm/F1.8使ってたし,まあこんなもんか.
56mm/F1.2,おぉ?すご.やば.きれいなボケだ....ただ,寄れないなぁ.
再びの50mm/F2.0.ん?全然ボケないじゃんこれ(錯乱)
と,50mmを受け取りに行ったはずが,気づいたら56mm買っていました....衝動買い怖い....
欲を言うと,一番使う画角だし,
XF10-24mmF4 R OIS |
が欲しい.
広角単焦点の
XF16mmF1.4 R WR |
も欲しい.
望遠がないので,
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS |
も欲しい.
んですが,もちろんそんな金はない.
なので,当面は,
FUJIFILM X-T3に
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | |
XF56mmF1.2 R |
と,
Canon EOS M3に
EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM | |
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM |
の,2台体制かなぁと思っています.
(夢の2台体制が爆誕してしまったw)
広角はそこまでAF速度が求められないので,EOS M3などで十分という判断です.
ちょどよいタイミングなので,ここで所有したカメラをまとめておきたいと思います.
懐かしい....
めっちゃ使った....
小学生の時とか.
フイルム使い切った後,フラッシュだけ焚けるバグ?で遊んだの懐かしいですね.
修学旅行を控えた中学3年生の2009年に購入しました.
たしか,デザイン性と,光学12倍ズームに惹かれて選びました.
今ではズームはあまり使いませんが,中学生とかだと,光学12倍 x デジタル4倍の48倍ズームで寺院の屋根のてっぺんとか撮って遊んでましたね.
高校の研究でもこのカメラをかなり使いました.
ISO1600でかなりノイジーになってしまっていて,天文部とかの友人がISO数万とか言っていて,そんなすごいカメラがあるのか....と驚いた記憶が残っています.
大学に入り,仲のいい友人がカメラが好きで,古いCanonのデジタル一眼レフを借りたりしていましたが,ようやくお金が溜まったので大学2年(2015年)で購入しました.
初めて自分のお金で買った, “まともな” カメラ.
今日までかなり使い倒しました.
毎日バックに入れておけて,かつシャッター音のしないカメラが欲しくて2017年に購入しました.
あれから毎日持ち運んでいます.授業の板書から,スイーツから,ぱっとした研究メモから,いろいろ撮っていますし,もちろん今も使っています.
そこそこ明るいレンズなのはいいんですが,ちょっとモヤッとした像になるのが不満点ですかね.
今回購入したカメラです.
ファインダーを覗いたまま,各種パラメータの変更ができるし,ブラケット撮影もいろいろと設定を変えられれて,とても便利です.
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