日本で2年おきに行われる国際学会32nd ISTS (International Symposium on Space Technology and Scienc) に参加し,2本の口頭発表を行ってきました.
今回は福井で行われ,9th NSAT (9th Nano-satellite Symposium) とジョイントでした.
今回は,研究室プロジェクトで1本,自分の研究で1本の計2本の発表だったこともあり,結構疲れました.
研究の方は学生セッションのファイナリストに残っていたのにもかかわらず入賞を逃し,かなり悔しさの残る学会となりました.
トップ画像の出典はこちら.
ISTS (International Symposium on Space Technology and Scienc) は,2年ごとに日本航空宇宙学会が開催する宇宙工学系の国際学会です.
発表のタイムテーブルはこちら.
サイトのUIが結構クソ....戻るボタンが機能しない.
PDFで一覧とか欲しかった.
前回2017年のISTSはISSFDとのジョイントだったようで,かなり多くの外国人がいたらしいですが,今年はそこまででもなかったです.
ただ,中国人は多くいました.去年アメリカでの学会SSCに参加したときは,ほぼ中国人がいなかったので対照的でした.
あと,会場が意味わかんなかったですね.
ISTS2019,とりあえずメイン会場来たけど,何だこの舞台は.... ってなってる, pic.twitter.com/5lFi9n4TQz
— 溶けかけてるうさぎ (@_meltingrabbit) 2019年6月17日
研究室プロジェクト EQUULEUSのC&DH系として,設計思想の口頭発表をしました.
ISTS締切前に,同期のM2が全員それぞれの系で出す,といったので,(論文にはなりにくい?)C&DHも,むりくり出しました.
初の国際学会発表(アストロダイナミクスシンポジウムが国際学会だという説もあるが.)だったので,かなり緊張しました.
チェアパーソン,NASAの人だし....
セッション前にチェアパーソンに挨拶しに行ったとき,なんかジョークを言われた気がしたけれど,理解できず.
最近,英会話頑張っている(?)せいか,質問が比較的優しかったせいか,なんとか質疑応答も切り抜け,終了.
結構緊張してたみたいで,その後の飲みで小泉先生に,「発表緊張してたね~.(中略)後半はたまに前見てたけど」のようなことを言われましたが,まあそのとおりだったと思います.
こっちがメインでした.
学生セッションのファイナリストにも残っていたので,かなり本気で望みました.
人前でする発表は特に苦手意識はなかったのですが,英語であるがゆえに,かなり難しかったです.
普段発表するときは,原稿つくらず,オーディエンスとその反応を見ながら,時計をみて時間を調整しながら,好きなように話すのですが,
今回は英語,そんなすぐ言いたいことを英語化できないので,しっかり原稿を作って望みました.
ただ,原稿を作ると,それを再生するだけになってしまうし,原稿から外れるのが怖くなるし,原稿が頭から飛ぶのも怖くなるし,とある種の悪循環に陥ってしまいました.
そして分量も多かったために,時間内に収めようとする気持ちも合わさり,
終わってみれば,早口で間がない発表で,准教授からは発音は練習したほうがいいとアドバイスをもらいました.
(准教授,日本語のプレゼンはうまいと思ったことがない(本気のを聞いたことがないだけな可能性もあるが)のですが,英語のプレゼンはうまいんですよね.)
あと,質疑応答でテンパって失笑かったりもしました(笑)
外国人による英語の質問にテンパって,オーストラリアの北西部の人が全員死んでしまったことにしてしまって,会場の失笑をかった.
— 溶けかけてるうさぎ (@_meltingrabbit) 2019年6月20日
結果は入賞ならず.
チャンスがある状態でそれを掴みそびれると,かなり悔しいですね.今回は特に,かなり練習したこともあって.
8月のSSCのアブストも落ちたので,7月は研究室プロジェクトのエフォートを半分ぐらいに下げて,研究する,と准教授に伝えました.
今回の学会,今までよりもネットワーキングは積極的にできたと思っています.
他の大学のM2やドクターの学生と,今まで以上につながることができました.
あと,英語についてはがんばったと言いたい.
相変わらずレベルはかなり低いけれど,今までよりも多少マシになったのではないかと思います.
今回の発表の内容は日本航空宇宙学会のジャーナルに出そうと思っています.
初ジャーナル投稿です.
いろいろ聞くと大変そうなジャーナル投稿ですが,英語の添削などもあるようで,個人的には楽しみです.
ちょっとだけ観光しました.
福井駅前のバスロータリーですが,とてもかっこよくてびっくりしました.
あと,恐竜も動いていたし,すごい力の入れよう.
福井駅前,恐竜いるし,恐竜動いてるし,恐竜吠えてるし,恐竜ライトアップされてるし,きょうりゅぅうぅぅ.... pic.twitter.com/3bcSDoWsPE
— 溶けかけてるうさぎ (@_meltingrabbit) 2019年6月19日
あとは九頭竜線沿線を観光してきました.
九頭竜湖とか,九頭竜ダムとか,六呂師高原とか,恐竜博物館とか.
福井,今年度だけで4回来ることになりそうです.
ISTS and NSAT [June 15-21, 2019 AOSSA, Fukui, Japan]. Retrieved June 30, 2019, from https://www.ists.or.jp/ |
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