今日から1ヶ月弱,アメリカ,スタンフォード大学のとある研究室に留学してきます.
単身で海外に行くのが人生始めてでただでさえ不安なのに,出発直前に問題も抱えてしまい,とても不安な気持ちでいっぱいですが,出国前の気持ちを綴っておきます.
来年度から今よりも忙しくなることが目に見えていて,また,修士論文を提出直後の今はおそらく人生で最後のまとまった休みであると思い,さらには,自分自身に重くのしかかる英語への苦手意識(実際全然ダメ)をちょっとでも払拭しよう(英語なんてものは,自分を追い込まないとどうにもならないので)と,学内の留学支援プログラムに申し込み,無事選抜されました.
このプログラムはユニークで,行き先・期間などは予算内で自分でアレンジして,自由にやって世界で揉まれてこい,というものです.
僕は,自分の研究(人工衛星のフォーメーションフライト)にも近く,実際にフォーメーションフライトの衛星プロジェクトも遂行中であるスタンフォード大学の研究室へ行くことにしました.
(あと,研究室OBのつてもありNASA JPLにもちょこっと行く予定)
訪問先の教授と所属研究室の助教が去年の国際学会で立ち話をしていたこともあり,アポイントメント自体はそこそこスムーズに進み,3週間ほどですが滞在させてもらえることになりました.
しかし,出発3週間前に,問題が起きました.
「お世話になります.今月末そちらに伺います.最初にどこに伺えば良いですか?」
といった,メールを送ったところ,
「え? 3ヶ月以下の留学生は受け入れられないよ?」
と返信が.
え? ってなりますよね.
確かに数ヶ月前にも同様の議論があって,
「ちゃんと意味のあることをやるには,3ヶ月以上の滞在でないと学生は受け入れてない.Visiting Research Student (VRS) としてならポストを調整して受け入れるよ.」
「ありがたいお言葉ですが,奨学金と自分の都合から3ヶ月は厳しいです.貴研究室と弊研究室は研究内容も近い部分がある一方で,いままであまり交流がなかったので,今後のより突っ込んだ共同研究の第一歩として短い期間だけれどお願いできますか?」
といった話をして,承諾を得ていました.
(メールの英文を見る限り,承諾を受けていると思っている.)
この話をしても,
「いや,だめだ.てか,受け入れ前にSkype MTGが必須って言ってなかった?」
と言われてしまい,いやぁ...言われてないよ,,と返答しつつ,確かに僕の方も,アポイントメントをとった後,密な連絡を怠ったのもいけなかったなぁ,と深く反省しました.
すでに飛行機も(変更不可の枠で)予約済みで引くに引けないので,とりあえずSkype MTGの調整をしました.
そのSkype MTGは,最初は2週間後などと言われていましたが,なんとかお時間をいただくことができ,現地時間今日(つまり飛行機でアメリカについたその日)に行われることになりました.
つまり,今日,アメリカへ留学に出発するのですが,
現時点でメインの受け入れ先との調整が白紙状態になってしまってます...
自分自身,物事わりとどうとでもなる精神を持っているのですが,英語が壊滅的にできないという中,むちゃくちゃ不安・心配になってきます.
日本語であれば,どうとでもなるのですが...
イタリアなまりの英語の教授と入国後すぐに,
安定したインターネット環境,電源環境が確保できるかもわからず,
奨学金の給付停止という最悪のシナリオが頭をよぎり,
そして英文メールからでは向こうの考えも十分理解できないなか,
果たして,いい方向にすすめることができるのか...
とりあえず,もうどうしようもないので,成り行きに身を任せるしかないですね.
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