FUJIFILM XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISを売却しました.
直接的な要因は,XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRを購入したから.
売却にあたって,これまでこのレンズで撮ってきた写真たちを振り返りました.また,最後に開放F値を実測しておきました.
トップ画は,このレンズで撮ってきた写真たち.暗い写真が多いな?
このレンズを購入したのは,2019年1月13日.写真仲間と夜景を撮りに行くのがきっかけでした.
夜景は望遠がないと厳しいですからね.
それから2年半,唯一の望遠レンズとして,様々なものを撮影してきました.
また手持ちの構成は変わっていますが,去年末時点の僕のカメラ機材は,こちらの記事の冒頭に載せています.
今年,より長い焦点距離で,より寄れて(ハーフマクロ並),そしてテレコンも使える(代わりにちょっと暗い)XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRが販売され,即座に購入しました.
若干明るい,とか,夜景撮影における光芒がとてもきれい,とかいうアドバンテージもあるのですが,がっつり用途がかぶってしまっていることや,防湿庫がキツキツになってきたことなどから,売却を決めました.
このレンズを触るのが最後になる売却日,今後もしこのレンズをまた検討するかもしれないときのために,公式仕様書には掲載のない開放F値の記録を,XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRとあわせてとっておきました.
結果は以下(XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRは通し2.8なので,実測してません).
焦点距離 | 55-200mm | 70-300mm | 50-140mm | 50-140mm + x1.4 |
50 mm | 2.8 | |||
55 mm | 3.5 | 2.8 | ||
70 mm | 3.7 | 4.0 | 2.8 | 4.0 |
100 mm | 4.0 | 4.5 | 2.8 | 4.0 |
135 mm | 4.4 | 5.0 | 2.8 | 4.0 |
140 mm | 2.8 | 4.0 | ||
200 mm | 4.8 | 5.0 | 4.0 | |
300 mm | 5.6 |
片対数で可視化するとこんな感じ.
これを見ると,55-200mmは全領域で70-300mmに比べて明るいことがわかりますね.
といっても,一番差がある135mmでも0.19段分なので,そこまででもないか?
70-300mmは135mmから200mmまで,開放F値が上がらないのはなんでなんだろうか? レンズ繰り出しのモードがここで切り替わっている,とかなんですかね?
これ見ると,重くて高価だけど,大三元50-140mmが欲しくなってきますねぇ....
旅行に持っていくことはないとは思いますが,結婚式などの撮影とかで重宝しそう.
自作ギャラリーページのここで僕が撮った写真の中からXF55-200mmで撮影した写真をフィルタした結果が見れます.
いくつか思い出深そうなものをピックアップしてみました.
これは購入日に銀座で撮った写真です.なかなかきれいな線を写すレンズだなぁ,と感動した記憶が.
このレンズでとる夜景の光芒が,めちゃくちゃ好きなんですよね.
普通の夜景もいくつか撮りました.
2年前の写真を見てみると,今とは全然違う感じで現像していて面白いですね.横浜みなとみらいの写真とか.
種子島でH-IIBロケットの夜間打ち上げも,こいつで撮りました.
動きものも結構撮りましたね.
旅行にも常に持っていっていました.そこまで重くないのが良かったです.
自然も.
スナップも.
XF70-300mmは,ほぼ同じ重さ・サイズですし,テレコンが使えるとか,寄れるとか,ロック機構があるとかで,満足しています.ただ,まだ夜景撮影をしていないので,光芒についてはちょっと心配.
あー,無限のお金と無限の防湿庫があればいいのに.
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