FUJIFILM X100VI の発売に伴って, X100V から乗り換えました.
改めて X100V での撮影体験を振り返ってみると,やはりこの小型高性能でいながら美しい画質と,そしてリーフシャッタ(レンズシャッタ)機としての使いやすさを感じるわけです.
この 4 年の間に X100V で撮影した写真を振り返りながら,コメントを残しておこうと想います.
初めて X100 シリーズに気持ちが芽生えたときのことは,ここに書いてありました.
Jonas Dyhr Rask と Markus Anderson の写真と Patrick La Roque のインタビュー動画がきっかけでした(この頃の記事,恥ずかしいですね(笑)).
そして 4 年前に X100V を,そして先日, X100VI を購入したわけです.
その軽さと画質の良さから,普段適当に持ち運んだり,写真撮影がメインではない旅行などに持っていくことが多いです.
しかしながら,実は一番気に入ってるところは,X100 シリーズがリーフシャッタ機である,というところです.
リーフシャッタというと,フラッシュ同調速度をメリットだと思う人が多いかもしれません.
一方で,私の場合はこんにゃく現象(ローリングシャッタ歪み)が発生しないことが一番嬉しいです.
例えばこの写真.
巡航速度の新幹線の車窓から撮影していますが,まったく歪まずに撮影できています.
こちらはインドに行ったときの写真です.
街中をゆっくり練り歩く時間もなかったのですが,SS 1/2000,F2.8 に固定したこの小さいカメラで揺れる車内からバシバシ撮影する体験は心地よく,そして出てくる写真も満足できるものになりました.
こういったところに行くときは,小型でリーフシャッタな X100 1台で十分だと感じています.
"小型軽量でとりあえずバッグに忍ばせておくことができる",これはなかなか大きくて,重いミラーレスしか持っていなかったときには撮影できなかった場面も残すことができました.
撮影された画像を見返すと,何気ない日常や,日常の行動圏の一場面や,知人のふとした表情が残っていたりしていて,楽しいのです.
旅行に行くときは,撮影も目的の一つとして行くことが多いので,そういったときには X100V は持ち出さないのですが,そうではないときとか,出張のときには,この X100V が活躍してくれるわけです.
そして画質も.
やはり画質が満足できないカメラ・レンズは使わなくなりますよね.一応撮れてはいるけれども,まあ,みたいな写真を見ると,なんのために撮影したんだろう,みたいな気持ちになります.
私もそういう理由で, XF18-55mm などはめっきり使わなくなってしまいました.
X100V は,今のところ不満に思ったことはないです.
これは雨の日の京都です.濡れた質感や雨の日のしっとりした雰囲気がきちんと記録されています.
こういった暗所や明暗の激しいところで撮ってもちゃんと撮れてます.
おっ,と思う空気感に出会ったときに,さっと取り出して撮影できるのは,やはり X100 の良いところだと感じています.
X100VI に乗り換えてからはまだほとんど撮影できていませんが,引き続き X100 ライフを満喫していきたいと思います.
なお,その他の写真や,上記の写真の高画質版は, GALLERY から閲覧できます(X100V で撮影した写真は人物が映る物が多いため,あまり枚数は載せていませんが).
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