事象発生日:2025-11-21
記事公開日:2026-02-01
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FOSS4G Global 2025 (FOSS4G Auckland) での登壇と発表スライドの記録です.
トップ画は,去年の引き続き,参加した日本チームの皆さんといっしょに撮影した写真です.
FOSS4G (Free Open Source Software for GeoSpatial),つまり地理空間情報系オープンソースソフトウェアの国際カンファレンスに登壇してきました.
今年は,ニュージーランドの Auckland での開催です.
FOSS4G Global には去年初めて参加し,今年はテクニカルセッションでの登壇と,スポンサー発表を行ってきました.
昨年のアフタートークの様子や私の FOSS4G 参加の経緯はこちらに記載しています.
発表タイトルは『Empowering Everyone with Satellite Data ー Agile Development Powered by FOSS4G』です.
発表内容や背景については,ArkEdge Space Blog の『人工衛星の作り方ではなく使い方と向き合った2年間』で詳しく書いたので,そちらを参照して頂くとして,ざっくりとした内容はこんな感じです.
| ArkEdge Space は超小型人工衛星を開発・運用し,衛星 IoT 通信網を構築中であり,衛星データや地上収集データ,その他の地理空間情報を活用したアプリケーションを開発し,主にグローバルサウス諸国に展開している. | |
| FOSS4G を積極的に活用することで,これらのアプリケーションをアジャイルに開発してきた.FOSS4G やオープンデータを活用することは,スケーラビリティや持続性が重要でありつつも開発リソースや資金不足といった制約を抱えるグローバルサウス諸国でアプリケーションを展開していくうえで,とても良いやり方だと考えている. | |
| 実際,この 2 年間で,農業,水問題,防災,環境監視,など,様々なアプリケーションを開発し,ユーザーテストやアプリケーションリリースを行ってきた. | |
| 衛星データを始めとする地理空間情報を世界中の人々に届け,世界の課題を解決する活動を続けていく.そのためにも,FOSS4G を積極的に活用し,もちろん FOSS4G コミュニティにも貢献し続けていく. | |
| 衛星データを補完するようなローカルデータ収集(地上 IoT 端末による収集も含む)やドメインエキスパートとの共創が重要であり,様々な場面でコラボレーションを募集している. |
発表スライドと録画は以下の通りです.
ブラジル → パラグアイ → ニュージーランド,という出張旅程のせいで,スライドの完成が前日深夜になってしまったのですが,なんとか質疑応答ふくめ,完遂できました.
いまでもやはり英語での質疑応答は緊張しますね.
発表の様子は次の写真の様な感じでした.
実寸台の衛星模型や実物の衛星 IoT 送信機を見せながら発表することで,リアリティのある発表ができたのではないでしょうか.
スポンサーセッションでは概ね 5 分程度の発表です.
会社紹介とテクニカルセッションの内容まとめ,そして,共創・コラボレーションの呼びかけを行いました.
スポンサーブースはこんな感じ.
テクニカルセッションで発表することの利点のひとつは,テクニカルセッションを聞いてくれた人がブースにも足を運んでくれることです.
FOSS4G は,地理空間情報オタクの多いカンファレンスでもあり,衛星模型や IoT 送信機に惹きつけられてか,多様な方々にお越しいただきました.
ソフトウェアだけでなく,ハードウェアも扱っていてよかったな,と感じるところです.
なんと,次回 2026 年の FOSS4G の開催地は広島です!
FOSS4G Hiroshima 2026 現地実行委員会にも参加させていただいているのもあり,いろんな方々との交流を今から楽しみにしています.
日本開催ですし,みんな遊びに来てね~~!
さて,今回のニュージーランド訪問は,人生初のオセアニア(大洋州)の訪問でした.
オークランドは,下の写真の様に,街の中心街,旅客ターミナル,物流ターミナル,郊外などがコンパクトにまとまった素敵な街でした.
カンファレンス参加者には公共交通機関フリーパスが配られたため,ちょっと足を伸ばしてみたら,素敵な自然もありました.
飛行機からみるニュージーランドの大地も非常に興味深く,いつかゆっくりと車で田舎町を訪れたいですね.
ところで,今回はブラジル ベレン,パラグアイ アスンシオン,ニュージーランド オークランド,という全体で 3 週間にもわたる出張旅程でした.
飛行経路は,NRT → EWR → GRU → REC → BEL → GRU → ASU → GRU → SCL → AKL → NRT と全 10 フライト.
見返してみると,概ね地球を南北に一周した気がして,経由地である東京(成田),ニューヨーク,サンパウロ,オークランドを中心とした正距方位図法に投影してみました(笑).
ニュージーランドではなく,シドニーだったら,もっときれいな一周でしたね.
NRT,EWR,GRU,AKL を中心とした正距方位図法での航空路
3 週間海外も辛いですが,3 週間の間にこれだけどうするのもしんどかったです.
最後の写真は,ようやく帰国した成田空港で,雨上がりの夕暮れに照らされる飛行機と路面がきれいだった写真です.
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