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【カメラ】FUJIFILM X-T5 を発売日に購入しました

事象発生日:2022-11-25

記事公開日:2022-12-12

アクセス数:3497

ついに FUJIFILM の X-T シリーズから,チルトモニタでスチル撮影メインの機体がでたので,予約開始時に予約し,発売日に手元に届きました.

トップ画の手前は X-T3,奥が今回新規で購入した X-T5 です.

 

そして今回は,この X-T5 の 4020 万画素を活かすためにも, LAOWA 65mm F2.8 2X Ultra Macro APO を時を同じくして購入しています.

X-T5 と LAOWA 65mm Ultra Macro の購入

2018 年から富士フイルムを使いはじめて来ました.

それからというもの,X-T3 をメイン機として長らく撮影を楽しんでいましたが,時代は IBIS(ボディ内手ブレ補正機能)が当たり前となり,なかなか X-T3 では苦しくなってきていました.

とはいえ,後継機の X-T4 がバリアングルであったり,デザインもいまいちであったりと買う気にはなれず,X-S10 に手を伸ばしたりしていましたが,ついに,ついに自分の撮影スタイルにピッタリの X-T5 が発表されました.

 

発売からしばらく待ち値段が落ち着いてから購入するのがこれまででしたが,最近の富士フイルムの在庫状況は芳しく無く,初期ロットを逃すといつ購入できるかもわからないので予約開始時間に予約.

無事に発売日当日に届きました.

X-T5 と LAOWA 65mm とその他

後述するように,この高画素機を活かすためにも,LAOWA の 2 倍マクロも購入しています.

これで何を撮影したいかというと,,,後半で明らかにします.

X-T5 と 65mm Ultra Macro

さて,開封の儀.

初期設定画面,かっこよくなってますね.

おぉぉぉ...

XF35mmF1.4 R とともに

めでたい(語彙力).

X-T3 から X-T5 へ

さわってみて,主に操作感での X-T3 との違いをメモしておきます.

 

まず IBIS によりボディの厚みが増加しています.

これは X-T4 からですが,軍艦部からストンと落ちていたデザインから,すこしテーパーしてボディの厚さになっています.

流石に軍艦部も分厚くしてしまうと,印象がだいぶ分厚くなってしまうんでしょうね.

更に言うと,X-T4 からリニューアルされたバッテリの厚さを考えると,今後のボディはこの厚さが最小になりそうですね.これ以上薄くすると,SD カードなどのメディアの入れる場所が無くなりそうです.

 

軍艦部のダイヤルもデザインが変わってます.X-T3 ではテーパーしていたものが,X-T5 ではしなくなりました.露出補正ダイヤルは大きくのっぺりしました.ここらへんは操作性を上げるためなような気がします.確かに操作はしやすくなりました.

防水性の向上か,ダイヤルのクリック感は,X-T3 はかなり金属感だったのが,ソフトになりました.テーパーのデザインと合わせて,X-T3 のほうが個人的には好みです.

左が X-T5,右が X-T3.X-T5 は軍艦部テーパーし,ダイヤルはテーパーしなくなった.

グリップが深くなり,シャッタボタンの位置が前にせり出した関係で,軍艦部形状がだいぶ変わっていますね.できるだけ長方形に近いほうがクラシカルなので,ちょっとだけ残念です.下図の丸で示したところが,かなり出っ張りを意識させてしまっています.

シャッタボタンが前に移動したためか,軍艦部上部のファンクションボタンの位置も変わりました.X-T3 の位置は奥まっており,なんで? ってぐらい押しにくかったので,歓迎です.

左が X-T5,右が X-T3.X-T5 はシャッタボタンが前に行き,ファンクションボタンの位置も変更された.

ファインダのスペックは据え置きですが,倍率が上がったりと見やすくなりました.LCD の解像度は上がっているようで,動画を再生するときのきれいさが増しました.

 

個人的にもっとも残念なのが,バッファが増えてないことです.

解像度が 2610 万画素から 4020 万画素に増えたのに,おそらくバッファのサイズはほぼ変わっていないか同じ模様.

そのため,連写性能は普通に落ちてるんですよね....

X-T3 では,11 コマ/秒で可逆圧縮 RAW で 42 枚撮れたのが,X-T5 では 10 コマ/秒 で 29 枚....

Leica のように画素数の下げた RAW を保存できるようにして欲しい....

 

一方で,その他については本当に満足しています.

メニューやカスタムの操作性も上がっていますし,動画についてもオプションが増えています.

そして何といっても 7 段の IBIS はすごい.これは本当にすごくて,下の写真は 47 mm で手持ち 2 秒です.

カタログスペックは 7 段なので,1.8 秒までいけることにはなるとはいえ,等倍クロップしても全然大丈夫な手持ち 2 秒が撮れてしまうとは.これが手持ちで撮れるなら,三脚なくてもなんとかなる機会が増えそうです.

焦点距離 APS-C 47 mm ,シャッタ速度2 秒で手持ち撮影
等倍でのクロップ

ピクセルシフトマルチショットによる 1.6 億画素でのマクロ撮影 with LAOWA

今回,最も期待していたのはこの機能です.

IBIS を利用して,半ピクセルピッチづつずらして撮影した画像を合成することで,高精細な出力が得られる機能です.

ピクセルシフトマルチショット [画像出典]

4020 万画素のセンサによるピクセルシフトマルチショットでの,1.6 億画素での撮影.

これを, LAOWA の最大撮影倍率 2 倍のマクロレンズで試したい...! と.

 

さて,さっそくやっていきます.

目の前にあった 5 円玉硬貨と,1 万円札を撮影していきます.

まずは撮影結果を.

これだけでもすごい.

1.6 億画素の DNG ファイル,なんと 1 枚 600 MB を超えます(笑)

そして,これを等倍まで拡大すると....

なんか金属の結晶粒子?みたいなものが見える...,印刷インクののりも見える....

すごい....

 

 

めっちゃいい結果ですね.これで撮るものといえば,そう,中判フィルムのデュープ(デジタル化)でしょう!

それについては,以下の記事でやっていきます.

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